速く走るということ

同じ車なら、誰よりも速く走りたい!Forza Motorsport 2を楽しんでいる方ならば、誰でもがそう思っていることでしょう。では、どうすれば早く走れるのか、速く走るというのはどういうことなのかを考えて見ましょう。

車には限界がある
あなたが今操っている車には限界があります。これはどんな車にも言える事です。例えば、どんなにアクセルを踏んでも最高速度は一定のところで止まってしまいます。これは車のパフォーマンスが限界に達しているということに他なりません。しかしながら、直線では、何も考えずアクセルを踏むことで限界である最高速度を保つことができます。

そしてもちろん、直線だけではなく、コーナリングにも限界があります。ある一定以上の速度で曲がろうとすると、どうしてもタイヤのグリップが落ち、スピンしてしまうような状況が生まれてしまうと思います。これは、最高速度とは違い、コーナリングの場合、限界を超えてしまうことがあります。限界を超えると車はスリップし、スピンをしてしまう。つまり限界を超えてしまったということになるのです。

またブレーキにも限界があります。ただ闇雲にブレーキペダルを踏んでしまうと、ABS(アンチロックブレーキシステム)がついていない場合、タイヤの回転が止まってしまい、まるで地面の上を氷の上をすべるかのごとく、止まらずに滑っていってしまいます。これは、ブレーキの限界を超えてしまったがためにブレーキがロックしてしまったという現象です。

限界を超えないのが最速の走り

車は限界を超えた操作をしようとすると、スリップしたり、スピンしたり、ブレーキがロックしてしまったりと、最高のパフォーマンスを発揮することができません。つまり、いかに限界を超えないで、限界に近いとろこをキープし続けることが最速の走りと鳴るのです。

ラップタイムは引き算?

サーキット走行では速度の指標として、ラップタイムがあります。

前述したように、車には限界があるので、その車のラップタイムには限界があります。その限界タイムに、いかに近づけるかが、ドライバーの仕事の1つとなります。理想とするタイムにいかに近づけるかということです。

つまり、理想のタイム=パーフェクトドライビングですから、現実に計測されたタイムとは、

ラップタイム = 理想のタイム − (自分のミス+技術力不足)

となるわけです。

ラップタイムだけが速さではない
実際にレースとなれば、ラップタイムだけが速さの指標となるわけではありません。

これはなぜか?車の状況は刻一刻と変わっているのです。例えば、車が前へ進むためには燃料を燃やすことが必要なので、燃料が徐々に減っていき車重が軽くなりますし、タイヤはゴムなので、徐々に磨り減っていってしまいます。また、ブレーキも磨耗により効きが悪くなったり、接触などのアクシデントがあれば、バンパーやウィング、フレームにダメージを受けて車のバランスが変わってしまいます。これらの状況変化にうまく対応していく事も、レースの上での速さの指標となるということを覚えておきましょう。

ラップタイムが遅くてもレースで最速になれる理由
自身最速のラップタイムが遅かったとしてもレースでは最速になれる可能性があります。それはなぜか。ラップタイムだけが速さでは無いというのは前述したとおりです。レースを進めていくと、燃料がなくなって車重は軽くなりタイヤが磨耗してグリップが悪くなります。最悪の場合は燃料がなくなれば止まってしまいますし、タイヤの磨耗が進んでタイヤを使い切ってしまえば、ラップタイムが一気に落ちてしまいます。

つまり、1周あたりの平均ラップタイムが一番速ければ、ファステストラップを出さなくとも最速であるというのがレースの醍醐味となるわけです。もちろんそれだけではありません。レースにはそれ以上の要因もあります。

例えば、ラップタイムが1分00秒のAというドライバーとタイヤの磨耗を考え、タイヤにやさしいドライビングをして1分01秒のBというドライバーが居るとします。Aというドライバーはラップタイムでは1秒も速いので、Bというドライバーをぐんぐん引き離します。しかしながら、Aのドライバーはタイヤの磨耗が速いので10周ごとにピットに入りタイヤを交換しなければなりません。Bというドライバーはタイヤをかばって走っているので20周でピットに入ってタイヤを交換します。ピットに入った時にタイヤを交換する時間を30秒としましょう。すると20周の時点で

Aのドライバー
1:00x20+0:30x2=21分00秒
Bのドライバー
1:01x20+0:30x1=20分50秒

と、なんとラップタイムの速いAのドライバーよりもラップタイムの遅いBのドライバーの方が、レースでは10秒も速いことになるのです。

タイヤを制すものがレースを制す
実際に走ってみると、タイヤの磨耗が進めば、どうしてもラップタイムが落ちていきますから、前述したように、常に同じタイムで走れるわけではありません。しかし、タイヤにやさしく、長持ちさせ、その上でレース中の平均ラップタイムを最速にすることが最速であるということがわかるでしょう。

つまり、タイヤを制すものがレースを制するのです!

安全運転も最速で走る要因のひとつである
安全運転をするということ、これが最速への第一歩と言えるでしょう。相手にぶつけてしまったり、壁にぶつかったりしてダメージを受けると、それだけタイムが落ちてしまいますから、無理な追い抜き、無茶なコーナリングをするよりも、安全に走ることが、平均ラップタイムを上げる要因のひとつであるということも覚えておきましょう。