リアルタイムテレメトリ

ここでは、説明書等では触れられていないリアルタイムテレメトリについて解説します。

標準画面
メインとなる項目です。画像の通り、現在のアクセル開度、ブレーキ、サイドブレーキ、クラッチ、ステアリング角、コントローラの入力角度、現在の進行速度、ギア、エンジンの回転数(RPM)、ターボやスーパーチャージャーのブースト圧、クラッチの状態、現在の出力(最高出力)、現在のトルクを確認することができます。
フリクション
friction

フリクションサークルは、現在の前後左右にある各タイヤの状況を示しています。正円で表示されるのが現在のグリップの限界値で、黄色いバーで表示される現在のGが円の外側に出てしまうとタイヤが限界を超えてしまいスリップをしてしまうということが読み取れます。

グリップは、車の状況次第で常にめまぐるしく変化し、フリクションサークルはリアルタイムで変化します。フリクションサークルの大小は主に、荷重移動・車重・ダウンフォース・サスペンション・ダンパー・タイヤの種類・路面の状況で大きくなったり小さくなったりします。

このフリクションサークルが大きければ大きいほど、そのときに使える最大グリップ量は大きくなりますので、セッティングでは、このサークルをコーナリング中にいかに大きなサイズにできるかがひとつのポイントとなり、ドライビングでは、そのフリクションサークルサイズを限界まで使い切れるかどうかがポイントとなります。

青のバーはタイヤが実際に発生させているグリップの量を示しています。最もタイヤを効果的に使っている状況は、タイヤが限界ギリギリでフリクションサークルが赤くなった時に、タイヤのグリップである青いバーがフリクションサークルに触れている状態が、タイヤの能力を極限まで発生させている状態となります。

黄色のバーがフリクションサークルを超えてしまった場合は限界を超えてスリップしてしまっている状況を示します。

また、青のバーはタイヤのGおよび進行方向、黄色のバーはホイールのGおよび進行方向をあらわしており、両者にずれがある場合にはタイヤに"よれ"が発生していることになります。

タイヤが変形してしまうとグリップが落ちてしまいます。これを抑えるためには、ホイールをインチアップして扁平率を下げたり、空気圧を上げることで対処することが可能です。

サスペンション
現在のサスペンションの伸縮状況が表示されます。表示が赤くなってしまった場合は、サスペンションが縮みきってしまい、底付きしてしまっている状態で衝撃を吸収できる状況ではなく、ただの棒と同等となっていることを示しています。この状況で衝撃が加わると衝撃を吸収できない為、車体が跳ねてしまう可能性があります。

この様な場合には、サスペンションを硬くするか、車高を上げることで対処することができます。

加速(ボディ)
現在ボディ全体でどの方向にG(荷重)がかかっているかをリアルタイムに表示します。荷重がどのように移っているのかを容易に確認することができます。フリクションとあわせて利用すると良いでしょう。

車が1000kgだとすると、画像の場合、1.69Gかかっているので、バーの方向に1690kgのGがかかっていることになります。

また、テレメトリを表示していない通常画面でも、ゲームのオプションからHUDを選択肢、ドラフト/Gメーターをonとする事によって、画面の上部に左右のGメーターを、画面右に前後のGメーターを表示させることができます。また、画面左にはドラフトメーター(スリップストリーム)が表示されるようになります。

タイヤ
現在の前後左右のタイヤ状況を確認することができます。キャンバー角、現在のタイヤごとの速度、温度、空気圧、磨耗状況が表示されます。

コーナリング中のキャンバー角の確認や、空気圧、磨耗状況の確認に使うと良いでしょう。また、タイヤがブレーキでロックした場合は、タイヤ速度が0km/hとなるので、ロックしているかどうかの確認も可能です。

現在の前後左右のタイヤ温度を詳細に確認することができます。

左側は外側・中心・内側
右側は内側・中心・外側

の順に表示されます。コーナリング中にどのように熱が入るのかを確認すると良いでしょう。

タイヤは接地圧を上げると熱が入りやすくなります。熱の入り方を変える方法としては、外側・中心・内側と全体的に熱を入れたい場合には、ダウンフォースを付けると熱が入りやすくなります。また、外側・内側のどちらかを変えたい場合にはキャンバーを調節すると熱の入り方が変わります。また空気圧を高くすると中心部の熱が入りやすくなり、低くすると熱が入りにくくなります。

ダメージ
現在車が負っているダメージを表示することができます。

ピットインにより修理可能なもの

ブレーキ ダメージを受けると減速効率が落ち、減速バランスが崩れます。
サスペンション ダメージを受けると衝撃やGの吸収効率が落ちます。
タイヤ ダメージを受けるとグリップが低下し、グリップバランスが崩れます。80%を超えると大幅にグリップがダウンしてしまうようです。
ステアリング ダメージを受けるとステアリング角に対してタイヤが曲がらなくなります。
クラッチ ダメージを受けると変速時のタイムロスが大きくなります。
エンジン ダメージを受けると回転が落ち、出力が落ちます。
ギアボックス ダメージを受けると変速時のタイムロスが大きくなるほか、特定のギアが使えなくなることもあります。
ドライブシャフト ダメージを受けるとエンジンからの出力の伝達効率が悪くなります。
 
ピットインでは修理不可能なもの
フロントウィング ダメージを受けるとダウンフォースが少なくなり、またドラッグ(空気抵抗)が増えます。
リアウィング ダメージを受けるとダウンフォースが少なくなり、またドラッグ(空気抵抗)が増えます。
フレーム ダメージを受けると、コーナリング性能が落ち、また最高速も落ちます。